琵琶湖ネット草津は、主に以下の8つの事業を地域住民の方々と協働で行っています。

1.年間2回の河川一斉清掃
2.他の河川への循環システムの提案など河川の維持管理、およびさくら木の刈り草のリサイクル
3.高水敷での地域の活用イベントを通じて身近な河川への場の提供
4.流域の子どもを対象にした環境教育の実践と支援(志津学区の取り組み)
5.600本のさくら木のオーナーによる流域管理への行動支援
6.流域ボランティア団体の参画によるイベントの実施のためのフィールドの確保
7.四季を通して、住民が関わるさくらを中心とした花街道の創出事業の実施
8.ラブリバー制度の活用、行政からの支援体制の確立

また、これらの事業に加えて沿川住民への河川管理や河川環境づくりに関する意識調査や地元自治体とのワークショップ等を重ね、それらの調査結果の分析を行うことで「住民主体の河川づくり」のシステム確立を目指して調査研究を行っています。
この事業の具体的な目標は、「21世紀の初頭に完成した新草津川(草津川放水路)は、地域にとっての大きな公共財であり、将来にわたっての“住民主体の河川環境づくり”を醸成するために、河川管理面から沿川住民・団体を中心に、あるべき河川管理の方策を確立するために調査研究を行うことである」としています。

taihi